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いより通信 vol.190 (2020年12月号)

今は耐えるとき

みなさん、こんにちは。
社会保険労務士の井寄です。

大混乱の2020年もあと1ヵ月になりました。
私が住む大阪は新型コロナウイルスの感染者数の増加により
中心部の飲食店の営業時間が21時までに制限されました。

ただでさえ、企業の忘年会の自粛、テレワーク導入による
ランチタイムの来客減、インバウンドの大幅減で
大幅に客数減となった飲食店は大打撃です。

打撃を受けるのは飲食店のみならず
飲食店に食料やお酒、おしぼり等を卸している
業者さんにも影響があります。

飲食店でアルバイトをしていた人たちが
仕事がなくなると、消費にも影響します。
回り回って、すべての業種が影響を受ける
(景気全体の冷え込み)につながります。

こうしたとき、何をすべきか。
出来る範囲でできることをやるしかないです。
当たり前すぎる言葉かもしれませんが
「できる範囲でできることをやる」は
なかなか難しいことだと感じています。

何かが凹んだとき、凹みを取り戻すために
無理をしたり、できないこと、やったことがないことに
挑戦しがちになります。

もちろん視座を変えることも大事ですが
今までやってきたことで、十分にできていなかったことを
拡充させることを意識して、より丁寧に、良いもの
クオリティの高いもの、サービスを提供できるよう
考え実践することではないでしょうか。

今、商売をしているということは
誰かの役に立つことをしているはずです。
それが自分の存在価値であり
世の中の役に立っていることです。
そのサービスやモノをより磨き上げ
必要とする人により届くように整えることが
今やるべきことだと考えています。

景気が後退し、先行きが不透明になると
人は本当に必要なものにしかお金や時間を
使わなくなります。
自分の提供できるモノやサービスが
誰かにとって「本当に必要なもの」となるよう
知恵を絞って、前に進みましょう。

 

12月給与の注意事項

1.年末調整を進めましょう。

国税庁:令和2年 年末調整のしかた

今月の気づき

大学院生生活5年目が終わろうとしていますが、博士論文がまったく進んでいません。
先日、オンラインでのゼミでの発表の機会があったのですが、本当に進んでおらず
指導教官のみならず、ゼミの仲間を絶句させてしまいました。

仕事もバタバタしていますし、加齢で細かい字は見えなくなるし
いまさら、博士号を取って、今後の人生に何か影響があるのか等等
正直91%くらい「撤退」も考えていました。

しかし、おそらく今世で最後のビッグチャレンジですし
棺桶に入ったときに後悔したくないと思い直して
2022年春の修了をめざして、がんばることにしました。

「撤退」することは、これまでご指導いただいた先生や先輩方の
時間も無駄にすることになります。
自分で自分に対して「ダメな奴」烙印を押すことにもなります。
それは避けたいので、効率的に時間を使って
前に前に進めたいと思います。

1年後のいより通信には「無事、博士論文の提出ができました」と
みなさんにご報告できるようがんばります。
(・・・と書いて、提出期限は再来年の3月ではなく12月上旬だと気づき
焦っています・笑)

 

(2020年12月発行)

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