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いより通信 vol.166 (2018年12月号)

他人と自分の違いを意識しましょう

みなさん、こんにちは。
社労士の井寄です。
今年もあと1か月になりました。

毎年のことですが、あっという間の1年でした。
12月は、やり残している仕事がたくさんあるので
忘年会の合間を縫って、集中して仕事をしたいと考えています。

さて、社労士の仕事をしていると、従業員さんとの関係性や
同僚・上司との人間関係など、人に関わる相談を受けることが
多くあります。

私自身も人を雇用していて、思っていたよりも力を発揮してくれて
感動するときもあれば、するときもあれば、その逆もあります。
私自身は、「努力すればできないことはない」と考えるタイプなので
私ならミスをしないところで、ミスが繰り返されると
努力不足だと考えることもありました。

しかし、他人は自分とは違います。
人によって得意・不得意もあります。
また、自分が見えていないことや気付かないことを
他人には見えたり、気付いたりするケースもあります。

家族であったり、職場の仲間であったり、縁があって
一緒の空間・一緒の時間を過ごすことになった他人は
自分にないものを補完してくれて、さらにチームとしての
力を発揮するために相互作用が働いていると考えれば
他人と自分との価値観の違いも受け入れやすくなるのでは・・と考えます。

その際に「違うから」」という理由で、目の前から排除することを
考えるのではなく、違いを一旦受け入れた上で、その上で
どうしていくのかを考える必要があるのではないでしょうか。

他人と自分は同じだと考えると、違いを認められず
違いをなくすべく相手に強要することになります。
もしくは、こちらが違いを我慢して、自分を殺して
相手に合わせるケースもあるかもしれません。

前者の場合は、相手に精神的な負担を負わせることになりますし
後者の場合は、自分が精神的な負担を負うことになります。

お互いの違いを認めた上で、相手に心を開くこと。
自分の考えも伝え、相手の考えも受け入れる。
関係性がこじれてしまうと、自分と違った考えの他人の
すべてを否定してしまうようなこともあるかもしれませんが
相互理解に向けて、腹を割って話をすることではないでしょうか。

 

12月給与の注意事項

1)年末調整業務をしましょう。今年は配偶者控除について大幅な変更があります。

参考)国税庁 「年末調整がよくわかるページ」
 

2)賞与の支払いがある場合、賞与支払い届の提出をお忘れなく

今月の気づき

あっという間に2018年も終わろうとしています。
みなさん、どんな1年でしたか?
私は、今年は息子の受験と、大学進学に伴って息子が一人暮らしを始めたことがあり
春先までの記憶がないくらいにバタバタしておりました。

4月以降、息子がいなくなってからは、長時間是正の流れと逆行するかのように
会食がない日は事務所で遅くまで仕事をしたり、土日はほぼ出勤が
デフォルトになった感じです。

毎日、遅くまで仕事ができるのも、9年間続いた
子どもたちのお弁当つくりから解放されたからです。
仕事の帰りに食材を買うために急いでスーパーに行ったり
飲み会の次の日も朝早く起きなければならない状況から
脱出できたことはとてもよかったです(笑)

ただ、息子がいなくなって、一気に加齢が進んだ気がしております。
トレーニングは続けているので、体型と健康は維持できていますが
老眼の進行と、もの忘れ、処理能力の遅さがヤバいです。

2019年も引き続き老化との戦いになりそうですが、
年を重ねることで得られるものも多くあるかと思います。
お客様や社会にフィードバックできるよう
さらにがんばろうと思います。

 

 

(2018年12月発行)

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