いより通信:タイムリーな社会保険情報・助成金情報労務相談事例などを発信中!

いより通信 vol.144 (2017年02月号)

積極的に外部の人と交流をしましょう

みなさん、こんにちは。
社労士の井寄です。

インフルエンザの季節ですね。
私の周りにも罹患している人を聞きますが
なぜか私の家族は、ほとんどインフルエンザにかかりません。
とはいえ、油断していると、かかってしまうかもしれないので
人混みを避ける、家に帰ったら手洗いうがい、
十分な睡眠を取る、など、予防に励みたいと思います。

さて、我々、独立して仕事をしている人間は
ご紹介でお仕事をいただくことが大半のため
交流会や勉強会など、頻繁に人に会っており
色々な人の考えを聞いて、自分の立ち位置や
進むべき方向が間違えていないか確認をしております。

行き詰まったときも、全く異なる業種の方の
意見を聞くことで解決策を見いだすことも多々あります。

最近では、大学院に在籍していることから
学者の先生や、研究者の方との交流も増えました。
民間で「商売」をしている我々とは、異なった世界に
おられる気がするときも多いですが、違う視点からの
意見や考えは、自分の世界を広げることになります。

さらに、最近、意識的に交流を増やしているのが
会社にお勤めの30代の方たちとの時間です。
30代というと、社会人になって10年となり
会社について、自分の将来について、色々考えることが
多い年代です。
さらにこれから、会社の中心となって働く人達です。

彼らがどんな希望を持って(どんな不安を抱きながら)
仕事をしているのか、今、一番興味があります。

我々は、今後リタイアに向けて年齢を重ねる年代に突入しています。
まだ、現役として働いている間に、彼らの何らかの支えになりたいと
考えています。

私自身は、会社員のときは、積極的に外部の人と
交流することはありませんでした。
会社の人と、学生時代からの友人とのつきあいだけでよい、と
考えていましたし、「外部の人と交流する」という発想も
ありませんでした。

しかし、今はSNS等で外部の人の活動もよく見える状態になっていますし
交流会等へ参加のハードルも下がっているように感じます。

30代でお勤めの人のみならず
既に外部の人との交流を積極的に行っている人であっても
例えば同業者とばかり集っている、
同年代の人とばかり集っているのではなく
誰も自分のことを知らない場所に参加してみる、ことに
チャレンジされるのもよいのではないでしょうか。

世の中はすごいスピードで流れています。
外部の刺激をうけて、自分の考え、立ち位置を再確認
されることをオススメします。



 

2月給与の注意事項

1)4月1日を始期とする時間外協定(36協定)を締結されている場合は、協定の締結準備をしましょう

今月の気づき

年末年始のバタバタを乗り越えたと思ったら、すぐに年度末です。
大学院(博士課程)の1年目が無事(?)終わりました。なかなかハードな1年でした。
後期は1限(8時50分開始)の講義が週3回もあったので大変でした。
また、高等司法研究科(ロースクール)の学生さんと一緒の講義があり
司法試験をめざすロー生と、研究者を目指す院生の視点の違いがわかり
興味深かったです。

いずれにせよ、在学している学生の中で私が一番偏差値が低いだろうなぁと
常々感じており、劣等感はありましたが、周りの学生さんの思考回路を覗くことで
成長できたと思っています。
修士課程のときは、正直言って、「大人になって勉強をしても頭に入らないし
やっても無駄じゃないか」と考えたこともありました。

しかし、大人になっても、吸収力が衰えているだけで
繰り返し行うことでことで、まだ成長ができる
勉強ができると感じました。

学校のしくみは、時間割があって、毎週決まったときに
繰り返し勉強をする、この積み重ねで知識が積み重なっていくんだなと
感じました。

実社会ではなかなか時間の余裕がありませんが
(特に時短を厳しく言われてる現状では)
「繰り返しやる」ことの大切さを改めて感じました。

次年度に入るまでに博士論文執筆の準備をして
2年後に博士論文を提出したいと考えています。

 

(2017年02月発行)

お問い合わせフォームはこちら