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いより通信 vol.132 (2016年02月号)

人手不足に対応するために

みなさん、こんにちは。
2月に入りましたが、大阪は寒い日が少ないように感じています。
インフルエンザも「注意喚起」となっているようですので
乾燥や、寝不足等の過労に注意しながらこの時期を乗り越えたいですね。

さて、みなさんの会社は人手は足りていますか?
私の周りでは、特に飲食店で人手不足が深刻のように感じます。
そもそも少子化でアルバイトをする学生の数が減っていることと
すき家の過重労働問題、和民の過労自殺の問題等
飲食店での勤務は「ブラック」だという印象が世間であるのかもしれません。

最近、モスバーガーで高齢者スタッフをよく見かけます。
モスバーガーではシニアスタッフも積極的に雇用を進めているようです。

ファーストフードのお店はは、学生がアルバイトをする場所 という
固定概念を捨てて広く人材を募集していく、という発想の転換が
今後は求められるでしょう。

発想の転換は新規採用のアルバイトだけではなく
今、既に雇用をしている、いわゆる正社員についても求められます。
子どもを産んでも働き続ける女性社員だけではなく
共働きの男性社員が育児に携わるケースもありますし
高齢の両親の介護をしなければならないケースもあります。

今、労働時間や勤務地、職種などに限定がある
「限定正社員」という」という制度が注目をされていますが
裏を返すと、これまでの従来型の正社員は「限界なし正社員」と言い換えることができます。

辞令1枚で転勤になり、配置換えになりその都度新しい仕事を覚え
さらに残業、休日出勤命令に応じなければならない社員です。

少子高齢化の時代になり、家庭との両立が男性女性問わず求められる
時代になっています。
それに連れ働き方を固定ではなく、フレキシブルにできる制度の導入をすることで
社員の定着率が上がり、採用がしやすくなるのではないでしょうか。

 

 

2月給与の注意事項

1)4月昇給・昇格の予定がある場合、準備をすすめていきましょう

今月の気づき

1月は、あっという間に過ぎていきました。
単行本の執筆期間をしているので、今年は新年会は控えめでしたが
それでもずっとバタバタしていた感じがあります。

単行本の原稿は、1月末脱稿目標でしたが
まだ未完成で手許にあります。
担当編集者さんには「バレンタインデーにはお渡しします」とお伝えしているので
引き続き執筆活動に邁進したいと思います。

2月は、さらに、半年間科目等履修生として通った大阪大学での
期末試験(!)があります。
単位は取得してもしなくても今後の人生に全く影響はないのですが
とんでもない答案を出してしまったときに
大人として、社労士として格好悪いなぁと思っています。

講義には、社会人とは思えないほどの驚異的な出席率だと自負しておりますが
(現役女子大生のときとは別人の自分です・笑)
おそらく講義には出席していない現役阪大生に大きく劣る成績しか
取れないんだろうなぁと予想しています。
これが「加齢」ということであり、偏差値の違いであり、法学部脳ではない私の限界かと・・(笑)

まぁがんばってきます!

(2016年02月発行)

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