いより通信/組織活性化＆人材育成のサポーター　井寄事務所

みなさん、あけましておめでとうございます。
今年は長い長い年末年始休暇を過ごされた方も
多いのではないでしょうか？

私は、事務所に出ないと落ち着かず
いつものように年末は31日まで仕事をしていました。
お正月は3日休みましたが、仕事がしたくてウズウズしていました（笑）

完全に仕事中毒ですね。
もう自分の中では仕事の域は出ていて
仕事が自分の一部となっているようです。

さて、新年ですが、みなさん、今年は何をやろうと思っておられますか？
私はあまり壮大な計画は立てない方ですが
昨年があまりにバタバタしすぎていたので
今年は、落ち着いて仕事ができる体制を改めて構築していきたいなと思っています。

昨年のバタバタの大きな要因のひとつとして、大学院に行き始めたことがあります。
「40代も後半になって、今さら学校に行ってどうするの？」
「何になろうとしているの？」とよく聞かれました。

何になろうともしていなくて、自分に足らないことを補い
地盤を固めるつもりで学校に通い始めました。

私が新卒で入社した大阪の繊維商社で営業の仕事をしていたときに
当時の部長がよく言っていた言葉に「砂上の楼閣」というものがあります。
地盤をしっかり築いておかないと、立派に見えるお城であっても
波が来たらさらわれてしまう、という意味だと理解しています。

自分が作り上げている城（事業）は「砂上の楼閣」になっていないか
小さなお城でも頑丈なものを私は作り上げていきたいと考えて
今後20年仕事をしていく中での最後の大きな仕入れをしているつもりです。

大学院では、現役大学生のときより明らかに勉強をしています。
そして、単発での勉強ではなく、毎週繰り返し法律に触れることで
少しづつ脳が慣れてきている気がしています。

やり始めたら、前に進むしかないので、なんとか続けていますが
正直、仕事や執筆活動、さらに家庭との両立は時間的に厳しいです。
しかし、逆に、貴重な時間を割いてまでやっているので、
さぼろうという気持ちは全くありません。
むしろ、学校にいられる時間が限られているので、有効に活用して
図書館にある労働法関係の本を全部読み尽くしたいくらいの勢いです（笑）

新しい世界に一歩踏み出すとき、勇気が要りますよね。
さらに必ずしも順調に進むことができるわけでもなく
くじけることも多くあります。

でも、もしやむを得ない事情で途中でその道を進むのを辞めたとしても
やってきたことは積み上がっています。
失敗を恐れて何もやらなかった人よりは、自分の蓄積が増えているはず。

人生、限られた時間しかありません。
何かを決断するためには慎重に行う必要がありますが
まず小さな一歩を踏み出すことが大事ではないでしょうか。