いより通信:タイムリーな社会保険情報・助成金情報労務相談事例などを発信中!

いより通信 vol.98 (2013年04月号)

価値観の違いを受け入れてみよう

みなさん、こんにちは。
社労士の井寄です。

新年度が始まりました。
定期採用で新卒社員を受け入れている会社はもちろん
そうではない会社であったとしても、4月は年度替わりで
取引先の担当者が変わったり、ソワソワする季節ではあります。

仕事をする相手が変わると(社内の人事異動を含め)
今まで、あ・うんの呼吸で流れていた仕事が
突然滞ったりすることがあります。

業務マニュアルをいくら完備していたとしても
ミスをしたときのリカバリー方法であったり
仕事の優先順位であったり、報告のタイミングや濃度であったり
何よりも、「ここは絶対に落としたらアカンでしょ」という個々の業務のキモの部分
が共有できないと、かなりストレスがたまることになります。

社会人であるからには、「いい仕事をしたい。成長をしたい。人の役に立ちたい」と
誰もが考えて行動していると、信じていますが、思いには温度差があり
「いい仕事」の達成レベルや目標レベルにも差があるんだなぁと感じることがあります。

年を重ねると、それなりの失敗経験もあるので
自分のやり方、自分の基準が一番正しいと思いがちです。
しかも、自分の周りには似た思考回路の人が集まるので
(私であれば中小企業の経営者や、士業のメンバーなど)
より、その「自分の基準」が、「やっぱりこれしかない」と思いがちです。


しかし、世の中はとっても広いです。
実は全く違う基準でモノを考える人がいて、
その人達とも仕事をしていかなければならないとなると
まずは「自分の考えが絶対ではない」ことを認めることです。
さらに、価値観の違う人と仕事をして、思うような結果を得るためには
どういった指示の出し方をすればよいのかを、よく考える必要があります。

「自分が正しい」に固執していると、相手のやり方、考え方を変えようという
言動になってしまうのでアウトです。
相手の言い分や考えも理解した上で、うまく自分の仕事のフローの中に
取り込んでいくことがベストです。

私自身も全く違う価値観をつきつけられたとき、一瞬受け入れられられず
でも、そのときに自分が年を取ってしまったと感じました。
年を取ると、違うものを受け入れる柔軟性が失われていくのだなぁと。

なかなか「違うもの」を受け入れることは難しいと思います。
まず第一歩は「価値観が違う人がいる」を認識し、透明な心で相手の
言い分を聞くことからではないでしょうか。

 


 

 



 

4月給与の注意事項

1.平成25年度の雇用保険料は変更ありません。

参考)平成25年度雇用保険料率

2.今年度も5月以降に健康保険の扶養調査が予定されています。
4月は異動の季節です。社員の子息や配偶者の就労状況を確認しましょう。

今月の気づき

5月11日(土)に著者デビュー5周年イベントを企画しています。
イベント開催の目的は2つあります。

ひとつは著者になってから得た出版に関する情報や人脈を
関西のみなさんと共有させていただくことです。
もうひとつはここまで応援してくださったみなさんに感謝の気持ちを
伝えることです。

第一部は関西在住の著者仲間と、東京からお越しいただく
担当編集者さんとの出版に関するトークイベントを行います。
こちらはおかげさまで募集開始2週間で満席になりました。
現在立ち見席の募集も止めております。

第二部は、トークイベントのパネラーさんたちも交えた
パーティを行います。
パーティでは、淀屋橋会のメンバーの協力を得て
クイズ大会で豪華景品(パーティに参加される経営者のみなさん等からの
ご提供の・・笑)をお持ち帰りいただく予定にしています。

第二部はまだ若干空席がございますので、もしご興味がある方はぜひいらしてください。

■5月11日(土) 著者デビュー5周年感謝祭 詳細・申込みはこちら>>>

(2013年04月発行)

お問い合わせフォームはこちら