いより通信:タイムリーな社会保険情報・助成金情報労務相談事例などを発信中!

いより通信 vol.23 (2007年01月号)

人も会社も元気になりましょう!

みなさん、お正月はのんびり過ごされましたか?
今年もみなさんにとってますます飛躍の年であることをお祈りしております。
そして今年も1年、皆様と共に成長し、皆様のお役に立つことができるように日々努力を重ねる所存です。
昨年同様今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

昨年末のブログにも書きましたが、昨年は私のビジネスにとって大きな転換期でした。
社会保険労務士として、一人の社会人として、どういう方向で仕事をしていくのかいろいろ考えて出した答えがあります。

そもそも6年前に社会保険労務士になろうと思ったきっかけが、「人の役に立って、感謝されて報酬をいただく仕事をしたい」、ということでした。

その原点に立ち返り、あと自分がよく他の人に言われること・・・
「いよりさんといると元気になるわ」・・・・そうなんです。

私は会社が元気になるお手伝いをさせてもらおう!と決意しました。

「会社が元気になる=会社が儲かる」です。ただし儲けるために労働条件を悪化させるなど、win-loseの関係は目標とはしていません。
会社が儲けて元気になるためには、そこで働いている人に元気で働いてもらわなければなりません。

働いている人に安心して、働いてもらう環境つくりと、モチベーションアップの仕組みつくりのお手伝いを今後自分の仕事としてやっていきたいと思います。
すでに同じ志のお客様が集まっています。従業員さんの成長を考え、労使一緒になって前向きに動く組織つくりをしていこうと考えておられるお客様です。
そういったお客様と今年もがんばっていきたいと思います。

今後いい事例をどんどん情報発信していきますのでお楽しみに!

1月給与計算時の注意事項

今月から源泉徴収税額表が変更になっています。

年末調整のときに提出された扶養控除申告書で扶養家族のチェックを行うと同時に税率の変更もしましょう。

今月の気づき

元旦の新聞を読んでいると「ワーキングプア」を取り上げている新聞が多いように感じました。
短期の派遣や請負で働く人が増え、年収200万前後の人たちをこう呼ぶらしいです。
その一方で業績が好調な大企業は再雇用制度を充実させ、一旦退職した(させた?)人を会社に呼び戻す制度を今年はますます活用していくようです。
働く職場によって所得格差はますます広がっていくのでしょうか。
その一方で、大学を卒業して「起業する」若い人達も増えています。
「寄らば大樹の陰」ではなく自分の力で道を切り開こうとする人達です。
人により何を一番大切に考えるのか、それぞれ個人ベースで違うという世の中になってきました。
かつての「企業戦士」のように、「一丸となって会社のため」にという人ばかりでなくなっていることは事実です。
しかしそれぞれの個人の持つ力というのはそう変わりません。個人の持つ力を最大限発揮してもらうような職場環境つくり、様々な個人のモチベーションを上げる仕組み作りを、これからも経営者のみなさんと考えていきたいと思います。
その仕組みは会社によってそれぞれ違うものであるし、今後変えていくべきものだと考えます。おもしろい時代になってきましたね。

(2007年01月発行)

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